事例No.335 コイルからの~ロール(^^♪ – 工業用ブラシの共伸技研/ブラシビレッジ  事例No.335 コイルからの~ロール(^^♪ – 工業用ブラシの共伸技研/ブラシビレッジ 

事例No.335 コイルからの~ロール(^^♪

2022/09/05
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今回はコイル状からロールブラシに製作している工程を少しご紹介致します。

(A)中型、小型はコイルにしてから。

▢写真は直線ブラシをコイルブラシに加工した状態になります。

▢今回はここからスタートします。中型、小型のロールブラシは、基本この製作方法になります。大型や、特別にご依頼頂いた場合などは【直巻】と言われる方法で製作致します。

▢直巻に付いてはまた別の事例でお話致します。

 

(B)取付ける軸をセット。

▢ブラシをコイル状にした後は取付ける軸を用意します。写真のように軸を万力で固定します。

▢写真左側に見える銅板は軸を挟む際、軸に傷等が付かないように養生の為に使用しています。

▢取付け位置を図面等で確認し、写真のようにマジックなどで印を付けます。これでセット完了です。

 

(C)取付けます。 

▢写真は軸にブラシを取付けている正に最中になります。コイル状に加工する際に、軸の外径に合わせてブラシの内径を製作しています。

▢軸に入らないといけないけど、緩すぎてはいけない。このとても繊細な寸法は長年の積み重ねで可能としています。この積み重ねで得た知識は、弊社にとってとても貴重なものになります。

 

(D)溶接加工で固定。

 

 

 

 

 

▢(B)の工程で付けていた印までブラシを取り付けた後、溶接加工にてブラシを固定します。溶接加工時、毛材が溶接の熱で溶けないように細心の注意を心掛けて作業を行っています。

▢溶接加工が終わるともうゴールはまもなくです。写真のようにだいぶロールブラシの形状になりました。

(E)完成。

▢(D)の工程後は旋盤にブラシをセットし、お客様のご希望外径にカットを行います。

▢そしてカットした毛材等を綺麗に仕上げ作業で整えて完成となります。

▢とても綺麗な仕上がりとなりました。この工程が基本的な流れとなります。どうでしょうか?分かり易かったでしょうか。ご質問等ありましたら是非ご連絡下さい。

 

▢現状動いている商品もアイデア次第では今までに無い新商品になります。

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