NYとPPの違い
キレイにする,ロールブラシ,削る・みがく,直線ブラシ,ふさぐ,カップブラシ,内巻ブラシ,植込ブラシ,ねじりブラシ,ホルダー付きブラシ
NY(ナイロン)とPP(ポリプロピレン)違いが何なのか、ご紹介。
NY(ナイロン)
樹脂系の毛材でもっとも一般的材料です。線径も豊富にあります。
- 溶融点257℃ 使用限界110℃以下
- 濃塩酸・濃硫酸に溶解。アルカリにはほとんど侵されない。フェノール蟻酸に溶解。氷酢酸に膨潤する。
PP(ポリプロピレン)
ナイロンにくらべてコシが強いのが特徴です。
太い線径のものはカキトルような使いかたに適します。
ほとんど水を吸わないので、水をかけながらもコシが必要な場合にも使われます。
対磨耗性ではナイロンよりも劣ります。
- 溶融点165℃ 使用限界80℃以下
- 酸・アルカリに抵抗性あり。一般溶剤に不溶。
以上のことから、大まかに耐久の違いがあることがわかる。
では、どのぐらい違いがあるかと言うと
写真のように右先がささくれているのがわかると思う。
PPはこの特徴を生かしたブラシもある。